視線を感じると思ったら羊にジロジロ見られていました。
湖水地方にはパブリックフットパス(Public Foot Path)と呼ばれる公共のお散歩道が至る所に広がっています。もちろん車道に沿って歩く事も可能ですが、田舎道はスピードを出す車も多いうえに場所によっては歩道がなかったりと、安全面からは決しておすすめできません。特に夏場のピークシーズンなどは、田舎道を走り慣れない観光客の方の車も増えてくるためより危険度が増します。
その一方でパブリックフットパスは、危険な車道から逸れ、森や草原やあるいは牧草地を抜けていくコースですので、より一層自然に親しみながら、静かなお散歩が楽しめます。
湖水地方に来たらぜひ一度は歩いていただきたいパブリックフットパスですが、今回は事前に知っておいた方が良い注意点についてご紹介いたします。
1.出発前にルートをよく確認する
パブリックフットパスは途中からいくつも枝分かれしているため、事前のルート確認が大切です。
インフォメーションセンター等で様々なウォーキングコースのガイドブックも販売していますので、あらかじめ目的地をしっかりと決めておきましょう。また初心者向けから上級者コースまでありますので、目的のコースが自分のレベルに合っているかも確認しましょう。
2.水や食料の準備
ほとんどのフットパスは自然豊かな場所に位置しているため、ルートによっては途中にお店などが一切無い場合も多いです。事前のルートを確認で休憩場所や売店が無いようであれば、十分な水や食料の準備をおすすめします。公共のお手洗いも滅多にありませんので、無理のないコース設定にしましょう。
3.ウォーキングに適した服装
なるべく肌を露出しない服装がおすすめです。特に夏場は虫刺されにあったり、生い茂った植物の中を通過する際、棘が刺さったりかゆみの出る植物の表皮に触れてしまうこともあります。
暑い日は半袖半ズボンで出かけてしまいがちですが、森の中を抜けるコースであれば必要に応じて肌が隠せるよう調節可能な服装がよいでしょう。
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