湖水地方ツアー唯一の日本人ガイド付

鉛筆の生誕地・Keswick

こんにちは、現地ガイドです!

6月も中頃になりましたがまだまだ肌寒い日が多いので

湖水地方へ遊びにいらっしゃる予定のある方は

天気予報に注意しつつ、暖かめの羽織りものなどをお持ちくださいね。

 

本日は番外編、湖水地方北部の街・Keswick(ケジック)の街にある

Derwent Pencil Museumについて紹介いたします。

このケジックの街は湖水地方の北の拠点として、今もツアリストの方で賑わっている街ですが

16世紀頃に羊飼いによって黒鉛の鉱源が見つけられたことにより

鉛筆が作られるようになった、鉛筆発祥の地としても知られているんです。

ただ、19世紀頃にこの黒鉛は掘り尽くされてしまっています…

この地で作られたDerwent社は今は色鉛筆をメインとして

世界中の様々なアーティストに愛されています!

(因みに、この鉛筆会社の名前はケジックの街にある湖・ダーウェント湖から名付けられてます)

 

 

さて、ペンシルミュージアムのあるケジックの街への行き方ですが

ボウネスの街から599のバスでまずはアンブルサイドの街へ、

その後555のバスに乗ってケジックの街まで向かいます。所要時間は約1時間半程です。

 

 

そして、バスステーションのある街の中心から少し離れた場所に…

こんな看板がありますので向かいましょう。

 

 

 

こんな可愛らしい入り口があります。

入場料は大人4.95ポンド、子供3.95ポンドです。

そして、入場チケットの代わりにダーウェント社のHB鉛筆がもらえます!

 

 

そして、こんな坑道(!)を通ってミュージアムの中に入っていきます…

中には鉛筆の歴史や作り方などの説明が詳しく書かれていたり

歴史的な鉛筆が飾られていたりと社会科見学に来たような気分になります。

ちょうど小学生の団体さんが鉛筆の歴史について勉強しに来ていました。

 

さらに展示室にはど〜んとギネスに認定された”世界一大きな鉛筆”が飾られています。

全長7.91m、重さはなんと446.3kgだそうで…

実際に書けるように作られているんでしょうか?とっても気になります。

 

展示室を出た場所にはダーウェント社の鉛筆や色鉛筆が販売されていて、

実際に試し書きができるようになっていました。

またお値引き商品もあったりして、通常価格よりもお得にゲットできるものもあります。

私も記念に12色の水彩色鉛筆を購入してきました(^^*)

これでピーターラビットのビアトリクスポターさんみたいな素敵な絵が……

 

描けるようになれば良いんですけどねぇ(ーー;)

 

 

ケジックの街にはペンシルミュージアムだけではなく

レストランやパブも充実していたり、少し歩くとダーウェント湖にもアクセスできます。

延泊などで、自由時間が多い方は足を伸ばして遊びに行ってみてはいかがでしょうか?

 

湖水地方唯一の現地日本人ガイドによるツアー

2017.06.13.